つば九郎について・その2
ニュースレター読者のみなさんこんにちは。ついに、村上宗隆選手の移籍先が決定しました。当初期待されていた大型契約ではなかったけれど、低迷続きのホワイトソックスにとって、村上選手はまさに救世主であり、助っ人としての役割を期待されているので、出場機会にも恵まれ、本領発揮するには絶好のチームなのではないでしょうか?
本日配信のこの記事文末には、「第9回オンラインイベント」の告知が。サポートメンバーの方は無料で参加できますので、どうぞ最後までご覧ください。
2025年浦添キャンプにて
さて、連日の配信で失礼いたします。昨日配信した「つば九郎について」に、かなり多くの反響をいただきました。
本日発売の『2025プロ野球総決算号』から依頼を受けたつば九郎コラムについて、「はたしてどうやって書こうか? いや、そもそも断った方がいいのではないか?」という迷いについてまとめたものですが、想像以上の大きな反響をいただくことになりました。それが、以下の内容です。
やはり、彼のことを思うと、今でも多くの人の心がかき乱され、悲しい思いになってしまうのだということを改めて痛感しました。もちろん、僕自身もいまだに心の整理がつかないまま現在に至っています。
当初は「いつか時間が解決してくれるだろう」と思っていたものの、やはり、彼が築き上げてきた長い歴史を思うと、そんなに単純で簡単なものではなく、ファンの数だけつば九郎への思い出があり、それぞれがそれぞれの胸の内に大切に秘めているため、そう簡単に切り替えられるものではないのだと思います。
2月以来、僕の下にも「つば九郎の思い出を」という原稿依頼がいくつかきましたが、そのときは「まだ心の整理がついていないから」という理由でお断りをさせていただきました。だからこそ、今回書いたコラム原稿も、「はたして、読者が望むもの、編集者が望むものになったのだろうか?」という迷いが今も消えません。
改めて振り返ってみると、今年の2月から試験的に再開したこのニュースレターですが、開始早々、訃報が飛び込んできました。このとき、僕は混乱した思いのまま、次の記事を配信しています。25年2月19日の記事です。
これは、僕が担当していたスポルティーバ「つば九郎の人生相談」連載に寄せられた小学3年生の男の子からの相談に対するつば九郎の言葉、その取材現場の様子を思い出しながらまとめたものです。
「僕はまだ小学校3年生ですが、つば九郎が自分より先にいなくなるのが今から心配です。どうすればよいでしょうか。」
という相談に対して、つば九郎はいつもとは違うシリアスなトーンで、こう答えました。
つば九郎 ものごとにはじゅんじょがあります。とうぜん、ぼくのほうがさきにいなくなるとおもうので、こころのじゅんびをしていてほしいな。
この答えに、とても驚いたことを覚えています。こんなに切ない言葉をサラリと言ってのけるつば九郎の優しさ、そして気遣い、つまりはその感性にとても驚きました。少年からの質問に対して、いつもの毒舌やジョークを封印して、こんなに真剣に応える姿勢にも感動しました。
さらに、このニュースレターではつば九郎についての記事を配信しています。それが25年2月28日、つば九郎と一緒に五十嵐亮太さんのYouTubeチャンネル「イガちゃんねる」に出演した際の思い出をまとめたものです。記事にも書きましたが、きっかけとなったのは、五十嵐さんのマネージャーのXのポストでした。