内山壮真が魅力的な4つの理由
1月も半ばを過ぎ、2月1日のキャンプインまで、あと半月ほどとなりました。2月になればキャンプが始まり、3月にはオープン戦が本格化して、月末には開幕がやってきます。
いろいろあった2025年シーズンを乗り越え、ようやく球春が到来します。ということで、キャンプインまで待ちきれない僕は、すでに26年シーズンについてさまざまな妄想を脳内で展開しています。
監督が代わり、頼れる主砲が海を渡り、まったく新たな思いで臨むことになる2026年。一体、どんなメンバーで、どのような戦いが繰り広げられるのか、考えているだけで楽しくなってきます。
当然、「仮想スタメン」「仮想ローテーション」「仮想継投」についても、「ああでもない、こうでもない」と、自分なりの適材適所をシミュレーションしているところです。
今年は、全選手が昨年以上にレベルアップすることが求められていますが、特に内山壮真選手に対して、個人的には大いなる期待を抱いています。プロ6年目、24歳のシーズン、チームの浮沈は彼にかかっている。個人的には、そう考えています。以下、2025年の成績です。
116試合、423打数、111安打、8本塁打、48打点、打率.262
すべての面でキャリアハイを記録した昨年を経て、今季は内野にコンバートされ、さらなる飛躍を目指しています。昨シーズン途中、『Number』の取材で、彼にインタビューをしました。さらに、シーズンオフには松山での秋季キャンプ、そして11月のファン感でも話をする機会に恵まれました。
なんちゅう顔をしているのだ、オレは(笑)
一ライターとしてではなく、完全に一ファンとして言えば、「内山壮真のインタビューは楽しい!」と声を大にして言いたいです(笑)。何が楽しいのか? いくつも理由があります。以下、思いつくままに列挙しましょう。
1・とにかくクレバー
質問に対して、よどみなく答えが返ってきます。正直言えば、2000年前後に生まれた選手たちへのインタビューは優等生発言が多かったり、明らかに本心を隠した建前的な発言が多かったりして、とにかく難しいものなんです。
でも、内山選手の場合は、まったくそんなことはなく、質問に対して、的確な答えが返ってきます。以下、『Number』でのやり取りを引用しましょう。
今季の開幕前に掲げていた目標を尋ねると、内山は具体的な数字を口にした。
「数字で言えば打率・290から・300を目指しているし、最終的にはOPS(出塁率+長打率)は・750から・800くらいでありたい。高い目標かもしれないけど、決して不可能ではない。そんな思いで残りのシーズンに臨んでいます」
インタビュー早々の、このやり取りの瞬間、僕は内心で「おっ、今日のインタビューはいいものになりそうだ」という予感を覚え、実際にその通りになりました。続いて、「ホームラン数を増やすためにはどうすればいいか?」という問いに対して、彼は言いました。
「僕のスイングスピードは平均以上なんですけど、打球速度が全然速くないんです。引っ張る打球はそうでもないけど、センターから逆方向のスピードが出ない。その点を改善できれば20本は狙えるんじゃないか? そんな思いはあります」
これも即答でした。つまり、彼は常日頃から、「もっとうまくなるにはどうすればいいのか?」を自問自答しているのでしょう。とにかく気持ちのいいやり取りが続くたびに、「この人はクレバーな人だなぁ」と感じたものでした。
2.愛嬌がある
2番目の理由としては「愛嬌がある」ということが挙げられます。とにかく、いつも笑顔なんです。以前、『スワローズ研究所』の公開収録の特別ゲストで来てくれて以来、インタビューするたび、グラウンドですれ違うたびに、さわやかな笑顔で「こんにちは」と声をかけてくれます。
松山・坊っちゃんスタジアムで、彼がグラウンドに登場した瞬間、わざわざ僕の下に駆け寄ってきて、「あっ、いらしていたんですね」と笑顔であいさつされたときには、萌え死にするかと思いました(笑)。
インタビューというのは、質問する側もめちゃくちゃ緊張するものです。「機嫌が悪かったら、どうしよう?」とか、「こんなことを聞いて怒られないかな?」とか、取材前のインタビュアーは実にナーバスなものです。
けれども、内山選手の場合、取材現場に入ってきた瞬間に「あっ、こんにちは!」と親しみを込めた笑顔でこちら向き合ってくれます。それは、好きになりますよ、人間だもの(笑)。内山選手のお父さんよりも僕の方が年上だけど、「こんな息子がいたら、父としても幸せだろう」とついつい思ってしまいます。
彼が魅力的な理由は、まだまだあります。その中でも、特に推したいのが次の理由です。「自信に満ちあふれている」という点です。