さらば村上、頑張れ村上!

旅立つ村上宗隆へ、贈る言葉
はせがわ 2025.12.25
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東京五輪直前にインタビュー(週刊SPA!・21年8月3日号より)

東京五輪直前にインタビュー(週刊SPA!・21年8月3日号より)

ここ数日、村上宗隆選手に関する資料を読み漁っていました。ご承知の通り、我らの「村神様」のホワイトソックス入りが決定し、改めてこれまでの彼の道のりを振り返ってみたくなったからです。

紙資料だけではなく、動画もいくつか見ました。NHKで放送された『だから、挑む ~野球・村上宗隆~』は、NHKならではの丁寧な作りで見応えがありました。

また、球団公式ホームページでの「【メジャー挑戦】村上宗隆選手、ロングインタビュー&ラストイヤーに密着」は、インタビュアーの三輪正義広報だからこそ引き出させる村上選手の率直な思いが新鮮でした。

「ターニングポイントとなった試合は?」という問いに、まさか19年4月21日のドラゴンズ戦でのエラーの場面を挙げるとは思いませんでした。

このインタビューにおいて、三輪さんが「キャリアの終わり方」について尋ねた際の答えが印象的でした。このやり取りについては、昨日『日刊スポーツ』が記事にしています。

この日刊スポーツの記事から、少しだけ引用します。

「まずは必死にアメリカで長くプレーすることを目標にしていますけど」と話し始めた。続けて「最終的には神宮球場でユニホームを脱ぐときが来たらいいなと想像はもちろんしていますし。それくらいヤクルトって球団が好きなので、そういうのはイメージしています」と、最後はヤクルトで終えたい思いを明かした。

村上選手は、「神宮球場でユニホームを脱ぐときが来たらいいな」と言い、さらに「ヤクルトって球団が好き」とも口にしています。この言葉にはグッときました。これから新たな挑戦をする選手に対して、あえて引退について尋ねることは、とても気を遣うものですが、これまでの両者の関係性があればこその、三輪広報のナイス質問でした。

この記事を読んで、ヤフーコメンテーターでもある僕は、次のように述べました。

村上宗隆選手が活躍をした現在の神宮球場は2031年まで使用され、翌2032年からは新神宮球場が誕生します。

村上選手のアメリカ行きが決まったとき、真っ先に考えたのが、「もしもいつかヤクルトに復帰するとしたら、彼がプレーするのは今の神宮なのか、新球場なのか?」ということでした。

もちろん何年もアメリカで活躍して、新神宮に戻ってきて欲しいけど、一方では「100年を超える現球場の最後も見届けてほしい」との思いも、チラリと頭をかすめました。

いずれにしても本人の口から「いずれはヤクルトに戻りたい」と聞かれたことはとても嬉しく思います。

心置きなくアメリカで暴れて、いつの日か再び神宮で再会できることを祈ります。頑張れ、村上宗隆!

ここにコメントしたように、彼のアメリカ行きが決まって以来、「アメリカで大暴れをした後、いつかスワローズに戻ってきてほしい」と、僕は考えていました。そして、「もしも村上が日本に帰ってくるとしたら……」と、こんなことも考えていました。

・その頃の監督は誰だろう? ひょっとすると、その頃は青木宣親監督になっているかも?

・ひょっとすると、その頃は内山壮真が入れ替わりにメジャーリーガーになっているかも?

・山田哲人の現役最晩年に間に合い、再び「山田・村上」の並びをスコアボードで見たい!

・石川雅規は、間違いなく50代現役選手として最年長記録を更新しているに違いない!

・そのときの神宮球場は、現在のものなのか、それとも新神宮なのか?

子どもの頃から妄想癖のある僕は、次から次へと「村上帰国後」のイメージを膨らませていました。ということで、改めて、僕自身が村上選手にインタビューをした記事を読み返してみました。それが、冒頭に掲げた誌面写真です。それは『SPA!』の21年8月3日号でした。ちょうど、東京オリンピック開幕を目前に控えた頃のことで、このときは6ページにわたって原稿をまとめています。

当時のインタビュー音声を聞きましたが、地元開催のオリンピックという大舞台に臨む際の意気込みがとても印象的でした。以下、そのやり取りを引用します。

——これまでの野球人生でも屈指の大舞台に臨むにあたって、自分の力を出すために大事だと思うこと、必要だと思うことは何でしょうか?

この質問に対して、彼はこう言いました。

村上 経験したことがないんで、それが逆に武器かなと思います。まあ、いつもと変わらずにしっかりとやっていきたいなと思います。

彼は、「経験したことがないのが武器になる」と言いました。さらに質問を続けます。

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