2026年秋、残り10試合に思うこと……

何年か前の神宮球場・この日も夕日がきれいでした
ニュースレター読者のみなさん、こんにちは。連日の配信となります。今年は夏が短く、最近では台風が続き、すでに秋風が肌寒い季節になってしまいました……。シルバーウィークの最中、いかがお過ごしでしょうか。
ぶっちゃけて言えば、ここ最近のチームの停滞ぶり、そして3位進出がほぼ絶望的となり、クライマックスシリーズ(CS)出場がかなり厳しいものとなってしまった現実を前にして、正直、僕の心はすっかり折れかけています。
シーズン開幕直後のあの期待感、そしてゴールデンウィークの頃の「アレ、もしかして、今年はすごいことになっちゃうのでは……?」というあの浮かれっぷりはどこへやら。同じ大型連休でも、「ゴールデン」と「シルバー」には、こんなに大きな差があるものなのか……。ゴールデンウィークとシルバーウィークのスワローズはまったく別のチームになったようです。
ところで、こんな新聞が出ていたのをご存知でしょうか? 僕はつい最近、この新聞の存在を知って即購入しました。
一体、いつの試合を報じているのだろう? ついつい、そう感じてしまうほど遠い昔のような、でも、つい3~4カ月ほど前の試合がズラリと並んでいます。まさに「イケイケ燕」です。そして、今の僕といえば、すっかり秋の気だるさと倦怠感に包まれ、「今年の春先はよかったなぁ……」と遠い目をしながら過去の栄光ばかりを振り返る、ただの「回顧老人」、今風に言えば(笑)、「回顧厨」となっています。
いや、笑い事じゃなくて、本当に我ながら情けない。今日は、そんなしみったれた近況と、それでもなおスワローズへの愛が止まらない僕たちの「惚れた者の弱み」について、ニュースレター読者のみなさんと一緒に、少しばかり本音を吐き出させてください。
勝てなくてイライラし、ミスに呆れ、そして……
ここ数試合の戦いぶりを見ていると、本当に溜息しか出てきません。チャンスで凡退が続き、(悪い意味で)あっと驚くような拙守が飛び出し、投手陣は粘り切れずにリードを守り切れない。「なんでここでそのプレーをしちゃうんだよ!」「えっ、この場面で彼が連投するの?」「また勝てないのか……!」と、球場の片隅で、テレビ画面の前で、何度叫んだことか。ハッキリ言ってイライラするし、噛み合わない攻撃とふがいない守備に対してブツブツと文句ばかり言っているような気がします。
「もう今日は野球を見るのはやめだ! パーッと飲みにでも行くか!」
何度そう思ったか知れません。期待値が高いからこそ、うまくいかなかったときの落差と絶望感はすさまじい。だけど、いざ試合開始の時間になると、気がつけば神宮に向かっているし、ビジターゲームでも、結局チャンネルを合わせ、一球一球に一喜一憂している自分がいる。試合に負けて、「もう知らん!」とベッドに入ったはずなのに、布団の中ではスマホで今日のスポーツニュースやファンの感想を検索してしまう。
……ああ、なんて救いようがないんだろうと思います。
勝てなくてイライラして、ミスに呆れて見限ろうとして、それでもやっぱりスワローズが好きで、選手たちが大好きでたまらない。これぞまさしく「惚れた者の弱み」ですよね。「もう……」と思いながら、嫌いになれない。この不器用でどうしようもない愛おしさこそが、僕たちプロ野球ファン、そしてスワローズファンの業(ごう)というものなのだと思います。
「回顧老人」を脱ぎ捨てろ! 若者たちの眩しい躍動
ということで、すっかり後ろ向きになっていた僕ですが、ふと視線をチームの隅々に向けてみると、「あれ……? よく見たら、今のスワローズ、めちゃくちゃ楽しみが多くないか?」と気づきました。優勝争いやCS争いこそ遠のいてしまったものの、この秋の陣容には、来季以降の光明となる「眩しい若者たちの姿」がぎっしり詰まっています。
