おかえり、つば九郎!

2026年を振り返る・その11~ついに、つば九郎が復活!~
はせがわ 2026.10.25
サポートメンバー限定
満を持して、ついに復活!

満を持して、ついに復活!

2025年、神宮球場にはつば九郎がいませんでした。神宮球場につば九郎がいないということが、これほど寂しいことだとは思いませんでした。

試合前のお楽しみ、「今日のひとこと」がありません。試合開始直前、監督からメンバー表を受け取るつば九郎の姿もありません。スワローズの選手がホームランを打っても、ベンチ前で選手を出迎えるつば九郎はいません。イニングの合間には、おなじみの「空中くるりんぱ」もありません。

何もかもが寂しかった。あまりにも当たり前のようにそこにいたから、つば九郎がいなくなるということがどういうことなのか、実際にいなくなるまで、僕はまったくわかっていなかった。

考えてみれば、僕はずいぶん長いこと神宮球場に通い続けています。その間、つば九郎がいる光景は、いつの間にか神宮球場の日常になっていました。

もちろん、つばみちゃんは頑張ってくれました。本当に一生懸命だったと思います。お兄ちゃんがいない中、懸命に神宮球場を盛り上げてくれた、その頑張りには感謝しかありません。でも、それでも、やっぱり寂しさは消えなかった。

2025年、スワローズは圧倒的な弱さで最下位に沈みました。

もちろん、つば九郎がいなかったから弱かったなどと結論づけるつもりはありません。そんなことを言ったら、選手たちに失礼です。でも、チームが元気を失っていたことと、つば九郎がいなかったことは、まったく無関係でもなかったんじゃないか。

少なくとも僕は、そう思っています。神宮球場全体から、何か大切なものが欠けてしまったような、そんな一年でした。

そんな中で迎えた2026年。

3月15日、オープン戦後の出陣式で、つば九郎の活動再開が正式に発表されました。つば九郎の姿が大型ビジョンに映し出されると、球場がざわめきました。僕も驚きました。そして、「ついに来たか」と思いました。

ただ、正直に言えば、ほんの少しだけとまどいもありました。新しいつば九郎を、これまでと同じような気持ちで迎え入れることができるのだろうか。以前と同じように、自然にその姿を楽しむことができるのだろうか。

そんな気持ちがまったくなかったと言えば、嘘になります。

そして迎えた3月31日、神宮開幕戦——。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、2207文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
いろいろあったよ、2026年!
サポートメンバー限定
変わり続けながら、変わらなかった男
サポートメンバー限定
第3打席で「つばめがえし」は流れた
サポートメンバー限定
奥川恭伸の2026年
サポートメンバー限定
増田珠の明るさについて、今さら考えてみた
サポートメンバー限定
あのときの3人と、これからの3人と
サポートメンバー限定
今年の山田哲人をどう評価すればいいのか
サポートメンバー限定
山野太一——あの「男と男の約束」を覚えているか?