「人生を変える」

雨天中止の昼下がり、武岡龍世、山田哲人に思うこと
長谷川晶一 2025.05.06
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東京ヤクルトスワローズコ公式メールより

東京ヤクルトスワローズコ公式メールより

昨日は本当に悔しい敗戦となりました。5月1日の対横浜DeNAベイスターズ戦に続いて、神宮球場では2試合連続の完封負け。試合後の監督談話にあるように、本当に打てない。ヒッターズパークであるはずの神宮球場なのに、ホームランが出ない。まったく点が入る気がしない。打線がウリのはずのチームなのに……。

昨日の夜は、珍しく呑みにも行かずに神宮球場から真っ直ぐ帰りました。神宮で数杯吞んでいたとはいえ、これ以上お酒を呑む気にもならず、野球とは無関係の本を読み、先日見たコナン映画版の影響で、Netflixにて『名探偵コナン』警察学校編を一気見してしまいました。「ひと晩経てば、気持ちも晴れるだろう」と楽観的に考えていたけど、どんよりとしたままの目覚めとなってしまいました。

で、「雨だろうと、今日も神宮に行くぞ」と覚悟を決めていたのに、不思議なもので雨天中止が決定すると、「あぁ、中止でよかった」という思いと、「やっぱり見たかった」という思いが交錯しています。本当ならば、溜まっている仕事に取りかかろうと思ったのですが、気がつけばこうして、サポートメンバー限定のニュースレターを書いています。

さて今日は、現状における個人的興味について述べたいと思います。山田哲人選手と武岡龍世選手についてです。故障者続出の現状にあって、ここ最近の両選手には、それぞれまったく異なるドラマを感じています。

ネットでもざわついた4月30日のヒーローインタビューのこと。お立ち台に立った山田選手は「みなさん、ゴールデンウィークを楽しんでいますか?」と発しました。

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