リーグ最速20敗となった翌日に思うこと

髙津監督、山田哲人への批判。そして、山田の行く末について
はせがわ 2025.05.15
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ニュースレター読者のみなさん、こんにちは。外は5月の気持ちのいい陽気にもかかわらず、相変わらず重苦しい気分が続いています。昨日は、初登板となったアビラ投手の好投が光りました。大器の片鱗を感じさせつつ、実に楽しそうにプレイしている姿を見て、「彼なら救世主になってくれるだろう」と、希望的観測に近い確信を得ました(笑)。

そして、何と言っても廣岡大志選手の逆転満塁ホームラン! 今ではオリックスの一員ではあるけれど、あの頃、多くのスワローズファンが抱いていた廣岡選手への期待と夢が、ようやく結実しようとしています。

「遅いよ、ヤクルト時代に覚醒してくれよ」という思いをグッと呑み込みつつ、「巨人時代に覚醒しなくてよかった」と胸をなでおろしている自分もいます。ようやく、「未完の大器」が、一流選手への階段を登ろうとしています。これからも温かく見守っていきたいと思うし、交流戦での対決が楽しみです。

さて、「廣岡大志」で現実逃避を図ってはみたものの、「リーグ最速20敗到達」「借金8」という現実は覆るはずもなく、冒頭で記したように、相変わらず重苦しい気分が続いているのは紛れもない事実です。ここ最近は、先発投手が懸命に試合を作っているのに、それに攻撃陣が応えることができない。打線がウリだったはずのチームなのに、相次ぐ主力選手の故障離脱によって、沈黙を余儀なくされる試合が続いています。本当に完封負けが多い……。

ファンとしては、フラストレーションが溜まる試合が続きます。「じっと耐えつつ、選手たちを信じて応燕しよう」というスタンスのファンもたくさんいますが、鬱積していた不満が爆発し、低迷の原因を指摘したり、「戦犯」を探したりするファンもいます。「それも、当然のことかもしれないよな」と思えるほど、確かにイライラする試合が続いているのも事実です。

その怒りの矛先は主に、チームを率いる髙津臣吾監督、そして「ミスタースワローズ」山田哲人に向かっているように思えます。精神衛生上よくないので、なるべく罵詈雑言が並ぶSNSは見ないようにしていますが、それでも目に入ってしまうほど、あふれかえっているのも確かです。

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