奥川恭伸は「天の支配下選手」である!!
昨日、スワローズ公式Xにて「~髙津監督より~」と題されたポストが投稿されました。

そこには「明日の朝 開幕投手発表します」と書かれており、それを受けて今朝も「~髙津監督より~」と題して、こんなポストが続きます。

12球団で唯一、開幕投手が発表されていなかったスワローズですが、ついに開幕マウンドが奥川くんに託されることが決まりました。これを受けて、多くの人が「そうきたか……」と思ったのではないでしょうか?
実は、このニュースレターでは、サポートメンバーの方々に「1.開幕投手は誰がいいと思いますか?」「2.個人的には誰に任せたいですか?」とアンケートを取っていました。1.に関しては吉村貢司郎投手が一番人気でした。そして2.は石川雅規投手、奥川恭伸投手の名前が目立ちました。
完全な後出しジャンケンで恐縮ですが、僕自身も「奥川くんの開幕マウンドもあり得るぞ」と思っていました。それは、監督就任以来、髙津さんへのインタビュー連載を続けていますが、決して明言はしないけれども、「ヤス(奥川)は特別な存在だ」というニュアンスがいつも漂っているからです。
思えば、2021年の日本一達成時、後半戦の開幕、クライマックスシリーズ、日本シリーズ、その初戦はいつも奥川くんの右腕に託されてきました。大事な日本シリーズ初戦を託した理由を尋ねると、監督は言いました。
「相手先発の山本由伸投手に投げ勝つのは奥川だという思いがあったから。相手がエースで来るのなら、こちらも真っ向勝負で挑むだけ。山本投手からは1点、2点を取れれば御の字でしょう。ならばこちらは0点に抑えるだけ。そうなれば奥川です」
……この言葉を聞いた僕はしびれにしびれて、感動に打ち震えていました。結果的にこの試合ではモヤ選手に特大ホームランを喫したものの、奥川投手は7回1失点に抑える好投を見せましたが、このときの髙津監督の言葉を聞いたとき、「奥川投手への信頼は絶大なものなのだな」と感じたことを覚えています。
さて、本日の発表を受けて、僕はXにこんな投稿をしました。

一連のやり取りを受け、僕は生前の野村克也氏から聞いた言葉を思い出していました。
1993年日本シリーズ初戦、スワローズの先発マウンドに上がったのは荒木大輔投手でした。この年の荒木投手は8勝4敗でしたが、彼が登板した21試合は15勝5敗1分、勝率・750という驚異的な成績となりました。
この年は、伊東昭光13勝、西村龍次11勝、川崎憲次郎10勝で、荒木投手よりも好成績を残した投手は他にもいました。だからこそ、僕は野村さんに尋ねました。
「どうして、荒木投手だったのですか?」
このときの野村氏の言葉は今でも忘れられません。