面白すぎる池山隆寛×五十嵐亮太対談
みなさんこんにちは。連休期間中の9連戦を5勝4敗で勝ち越し、まずは最初のヤマ場を見事にクリアした、我らが「池山スワローズ」。今日から、また新たな3連戦が始まります。そんな中で、クルーナビゲーターである五十嵐亮太さんの「イガちゃんねる」、そして球団公式YouTubeにおいて、「池山監督×五十嵐亮太対談」が公開されました。
事前に五十嵐さんから、「監督との対談、すごく面白かったし、いろいろ気になることがかなりクリアになりました」と聞いていたので、めちゃくちゃ期待していたのですが、これが、実に面白い。想像を超える面白さ。
開幕から1カ月強が経過して、誰もが気になっている「バントしない」「8番投手」「3番捕手」の理由が、率直に語られています。詳しくは本編をご覧いただくとして、この対談動画で印象的だったことをいくつかまとめたいと思います。
全編を通じて印象的なのが、池山監督が各選手に対して「○○選手」「○○投手」と、呼び捨てにせず、敬称をつけて呼んでいる点です。このスタンスは、就任以来一貫しています。尼崎出身で、若い頃はヤンチャでイケイケだった「あの池山」が、実に丁寧に、そして上品に(笑)、息子よりも年下の若い選手たちに対して、最大限の敬意を払っているのです。
「これこそ、まさに令和の指導者だなぁ……」という印象を強く持ちました。さらに「なるほどなぁ」とうなったのが、4月18日の対ジャイアンツ戦。長岡秀樹選手のサヨナラ打で劇的な勝利を収めた一戦を振り返っての発言。バントに関して「迷いはないですね」と断言し、さらにこんな言葉が。
「まず同点というか、追い越せるなら追い越すのが、私の池山野球」
しびれたなぁ。そうか、このスタイルこそが池山野球なのか!
仮の話をします。あの場面、無死二塁で打者は丸山和郁選手。ここでバントを決めていれば一死三塁に。続く、武岡龍世選手に首尾よく犠牲フライが飛び出せば同点となります。けれども、状況は二死走者ナシに。ライデル・マルチネスを相手に、ここからさらにもう1点を奪いサヨナラ勝利するのは至難の業。十中八九、継投勝負で、延長戦でのサヨナラ勝利を目指すことになったでしょう。
でも、池山監督は「迷いなく」丸山選手にヒッティングを指示。2球目を叩いてあっという間の同点劇。さらに無死二塁で、武岡、さらには長岡秀樹選手へと続いていく。……なるほど。「まずは同点に」と考えがちな僕は、どうやら消極的思考に陥ってしまっていたのかもしれません。
このケースでは、丸山選手の三盗、そして前進守備からの長岡選手のサヨナラ打で、まさに「追い越せるなら追い越す」野球が体現されました。これはファンとしてはたまらない。この試合の翌日、僕ののどはガラガラでした。気がつかぬうちに大声を張り上げていたのでしょう。
けれども、ここで一つの懸念があります。
もしも、無死二塁の場面で後続が倒れ、そのまま敗れていたら……。