長岡、武岡、そして内山壮真

「あの日夢見た未来」が、今ここに
はせがわ 2026.04.29
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薄曇りの土曜日、ニュースレター読者のみなさんこんにちは。昨日は気持ちのいい勝利でした。気候も良く、上着を羽織ることなく、ビールもおいしい季節となりました。

試合中盤、そして最終回と、点差以上にハラハラする展開だったけど、それでも結果は10対5と快勝。先発の吉村貢司郎投手にはもう少しイニングを食ってもらいたかったけれど、勝ちパターンのリリーフ陣を温存しつつ、9連戦の初戦を見事に勝利しました。これで連敗も「3」で止まり、ひとまずはひと安心といったところです。

昨日は、ついに内山壮真選手が待望の一軍昇格を果たし、即今季初ヒット、初打点、初お立ち台と、「さすが壮真だ」といったところを見せつけてくれました。それにしても、昨日のスタメンはすごくよかったなぁ。

一番……長岡秀樹

三番……内山壮真

八番……武岡龍世

高校からプロ入りした3選手がスコアボードに並んでいるのを見た瞬間、感慨深いものがありました。

(あぁ、かつて思い描いていた《希望の未来》が、ついに今年、実現したんだなぁ……)

ドラフト同期の長岡、武岡選手はプロ7年目。一学年下の内山選手は6年目。気がつけば壮真も6年目となっていました。ついこないだ小学校に入学したばかりだと思っていたのに、長岡、武岡はもう中学生になり、内山は6年生、最上級生となりました。

2022年の日本シリーズ第2戦で劇的すぎる代打同点3ランホームランを放ったのは、壮真が小2のときでした(笑)。月日の経つのは早いものです。

2023年のことだったかな? 試合前練習を見ていて、僕はこんなことを思っていました。

(長岡、武岡の二遊間コンビがレギュラーとなるのは何年後なのかな……)

(内山がクリーンアップを打つようになったらすごく面白いな……)

そして昨日、グラウンドで躍動する彼らを見ていて、(あぁ、かつて思い描いていた《希望の未来》が、ついに実現しつつあるんだ!)と気がつきました。そして昨日、長岡2打点、内山2打点、武岡2打点と、この3人で6打点を挙げました。

昨年、武岡選手は、「人生を変える夏にしたい」と言いました。内山選手は、僕のインタビューの際に「自分がチームを引っ張っていく」と言いました。そして長岡選手は、今年のお立ち台で「僕らは勝ちに飢えている」と言いました。

今年プロ7年目の25歳、そしてプロ6年目の24歳のヤンスワたちに芽生えたプロ意識、責任感。内面の成長が技術的成長を促し、技術の向上が内面の充実をもたらす。彼らはそれを証明しています。小学1年生があっという間に中学生になるように、若者たちの成長は常にまぶしく、そしてカッコいい。

昨日のスタメンで、もう一つよかったのは、

五番……赤羽由紘

六番……岩田幸宏

ともに独立リーグ出身、育成枠入団コンビが並んでいたのも、すごくよかった。苦労人がコツコツと地道な努力で、スター軍団に立ち向かう姿は胸を打ちます。手元の選手名鑑によると、両者の年俸は赤羽選手が2200万円、岩田選手が2700万円。ともに2000万円台です。今オフには、それぞれ大幅昇給を手にすることでしょう。いいなぁ、ベースボールドリーム、スワローズドリーム。

苦しいときを支えてくれたオスナ選手のファーム行きは残念ですが、ヤンスワたちにとっては絶好のチャンスが訪れました。今年のスワローズは失うものが何もないのだから、この機会にどんどんいろいろなものを手にしまくればいい。僕は今、そんな思いでヤンスワたちを見つめています。

数日前、久しぶりに髙津臣吾前監督とじっくりお話ししました。当然、今年の快進撃について、そしてヤンスワたちの躍動について話題が及びます。僕が言いました。

「去年、あれだけ我慢して使い続けた赤羽、岩田選手の奮闘は、髙津さんとしても、かなり嬉しいんじゃないですか?」

これを受けて、髙津さんは「いやいや、それよりもね……」と続けました。

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