表紙は池山監督とつば九郎の2ショット!
野球のない月曜日。連敗中のどんよりとした空気感の中で迎えた月曜日。当初の考えでは、ようやく復帰した山田哲人選手について書こうと思っていたのですが、なかなか筆が進まず試行錯誤。ということで、急遽予定を変更。先ほどついに表紙が公開されたばかりの『Number』スワローズ特集号について書くことにしました。山田選手については明日以降の更新とします。
前回配信でもお伝えした通り、今週27日に発売される『Number』は、まさかのスワローズ特集号です。僕も4本の原稿を書かせてもらいました。まずは上記の表紙の右上。
[指揮官大いに語る]
池山隆寛「こんな監督、いてもいいよね」
そして、左下の、
[燕戦士を連続直撃]
奥川恭伸
さらに、その下の、
[2002 引退ドキュメント]
ブンブン丸、最後の一振り
あともう一本は、発売されてからのお楽しみです(笑)。そして何よりも注目は、右下です。
[特別付録]
Number表紙風 つば九郎フォトカード
ぜひぜひ、発売をお楽しみに。
ということで、今回はこの撮影現場のメイキングレポートをお届けしたいと思います。
8月某日、神宮球場。僕を含めたスタッフ一同は、朝からソワソワしていました。
そう、この日。試合前の練習終了後のわずかな時間を縫って、表紙撮影が行われることになっていたからです。被写体は池山隆寛監督とつば九郎。多忙なお2人です。ましてや試合前のわずかなひととき。限られた時間内で、ベストショットを収めなければなりません。
カメラマン、編集者のプレッシャーはとても大きかったはず。僕は単なる「一関係者」として、現場に立ち会わせてもらうことになったので、特にこの場ではやるべきこと、すべきことはありません。ただ、撮影の邪魔にならないようにジッと見ていればいいだけでした。それでも、現場に漂うそこはかとない緊張感。僕もかなり緊張していました、何もしないのに(笑)。
予定では15時にスワローズの練習が終了します。練習後、クラブハウスに戻る池山監督にちょっとお時間をいただき、そのタイミングでつば九郎と2ショットを撮影します。スタッフに与えられた一室は普通の会議室。
それでも、熟練カメラマンは手際よく機材をセット。壁面全体に紺色のペーパーバックを敷き、あっという間に簡易スタジオが出来上がりました。あとは主役の登場を待つだけです。
練習が終了すると、球団スタッフの動きが慌ただしくなります。僕の目の前で携帯でのやり取りが頻繁に始まります。そして……。
「つば九郎、スタンバイOKです。いつでも来れます!」
また、別の球団スタッフは……。
「池山監督、何分にお呼びすればいいですか?」
それぞれの「スタンバイOK」が出ました。監督をお待たせするわけにはいきません。まずはつば九郎にご登場いただきカメラテスト。そのまま単体撮影を行う段取りでした。ということで、「ではつば九郎さん、お願いします」と、編集者が球団スタッフに告げます。その場にいた『Number』のスタッフは、僕やカメラマン、そのアシスタントを含めて5名。みんな同じタイミングで唾をのみこみました。
(いよいよ、つば九郎が登場する……)
待つこと数分。ついに、ついにつば九郎がやってきました。かつて僕は「つば九郎人生相談」を担当していました。毎月、毎月、球場内の一室で、彼と「燕語」でやり取りをしていました。そして今、本当に久しぶりに「再会」のときを迎えました。お付きの人を伴って、向こうからつば九郎がやってきます。ついに、ついに彼と「再会」できるのです——。
僕の目の前をつば九郎が通り過ぎます。あぁ、本当に懐かしい。球場スタンドからいつも見ていたけれど、これだけ間近で対面するのは本当に久しぶりのこと。
以前は「今日もよろしく」と、僕の肩を叩いたり、「相変わらず吞んでますか?」と声をかけてくれたりしていましたが、しばらく時間が空いたので、僕のことは忘れてしまったようです。
いやいや、そんなことはどうでもいい。今、目の前につば九郎がいる。ただそれだけで十分です。すぐにカメラテストが始まります。カメラマンの手元のモニターには、撮影したばかりの写真が映し出されます。

