髙津監督が語る「濱ちゃん」のこと
おはようございます。本日からは今季最後となる神宮3連戦。カープと2試合、ジャイアンツと1試合、神宮では残り3試合となりました。ビジターゲームも合わせると、残り8試合。髙津監督の下でのカウントダウンも、いよいよ大詰めとなりました。
本日付けの日刊スポーツには「池山新監督一本化」と出ていました。来季に向けての動きも、これからさらに本格化、過熱化していくことでしょう。じっくりと見守りたいと思います。
さて、本日はアルファポリス・東京ヤクルトスワローズ 髙津流マネジメント2025 第13回の公開日です。退任発表後としては2回目の更新となります。編集部の意向、そして髙津監督の協力により、この連載は10月も続くことが決まり、今回を含めて残り3回です。次回からの2回は一軍監督時代の在任6年間についてじっくりと振り返ってもらいます。
まずは以下のリンクから、本文をご覧ください。
今回は、二軍監督時代について振り返っています。いろいろ聞きたいことはあったのですが、期せずして「濱ちゃん」の話題で盛り上がったので、その件についてまとめました。そうです、濱田太貴選手です。監督は言いました。
ただ、濱ちゃんの場合は、何て言ったらいいのかな……。うまい言葉が見つからないんですけど、ひと言でいえば「やんちゃ」だったんですよ。
話はそれで終わるかと思いきや、そのまま「やんちゃ話」から、やがては「しつけの重要性」へと話題が続きました。他の質問内容とのバランスもあるので、「そろそろ次の話題に移ろうかな?」と思いながら聞いていたのですが、先にも述べたように「一軍監督時代」については、残り2回でたっぷりと聞けるので、「ここはこのまま濱ちゃんエピソードを聞こう」と決めました。
詳しくは記事本文をご覧いただきたいのですが、監督はこんな言葉を口にしています。
濱ちゃんを見ていると、「しつけは大事だな」って痛感させられましたね。
僕はてっきり、「親のしつけがなっていない」と、批判的な内容が続くのかと思って、身構えながら質問をすると、監督は続けました。
いやいや、その逆、逆の意味です。
そこから、濱田母子のエピソードが、監督の口から語られました。この話を聞いていて、「ある出来事」を思い出しました。2019年8月5日のファームでの試合のことです。詳細は語りません(笑)。詳しくは、「制裁」という強い言葉が見出しに踊る下記リンクをご覧ください。
このときの二軍監督は髙津さんでした。ということで、僕は尋ねます。
――ファームでの試合で、アンパイアの判定に不服で退場を命じられたこともありました。あのときは、髙津さんが二軍監督でしたよね?
監督は「あぁ、ありましたね。僕が監督のときのことでした」と語りました。以下、文字数の関係で、本文では書かなかったことを綴りたいと思います。