勝ったぞ、勝ったぞ、連敗止めたぞ!

連敗を止めてくれたスタメンは純国産打線
福岡に来ています。こちらは7連敗で、あちらは5連勝。で、6月の成績は、こちらは1勝8敗で、あちらは8勝1敗。さらに、こちらは交流戦最下位の危機で、あちらは交流戦優勝がかかっています。
そんな状況下で、のこのこと福岡までやってきました。どうしてでしょうか? 「それでもスワローズが勝つ」と信じているからです! わざわざ敗戦を見るために飛行機には乗りません。アントニオ猪木なら、「出る前に負けることを考える馬鹿がいるかよ」とぶっ飛ばされることでしょう。
……と意気込んでは見たものの、正直、初回先頭打者本塁打を喰らったときには、思わず「グゲガゲゴゲガビバゴゲガ……」と、今まで聞いたことのない言葉を発しながら、呑んでいたビールでむせてしまいました。
(デジャブだ……)
と思いました。そう、今年の開幕戦。吉村貢司郎投手は先頭打者本塁打、しかも初球ホームランを喫しています。で、気づきました。あの日、吉村投手は今季初勝利をマークしています。ここからチームは連勝街道をひた走り、スタートダッシュに成功しています。
(ということは、今日も勝つぞ。幸先のいいスタートだ!)
こちとら、鍛えられたスワローズファンです。いきなり先制ホームランを喰らっても、「幸先のいいスタートだ」と思えるのですから、自分で自分を褒めてあげたい気分です。能天気です。7連敗中で、感情がバグっていたのでしょう。
で、2回裏にはスクイズでアッサリ2点目を失います。対するスワローズ打線は相手投手にまったく手も足も出ない。まったく打てる気がしません。ストレートとチェンジアップの緩急が見事でした。
(これは、ノーヒットノーランどころか、完全試合もあるのではないか?)
ついつい、弱気になってしまう自分がいました。
(今日は早めに酔っちゃおうかな……)
と、ビールのピッチを上げようかなと考えていたところ、久々に繋がりのある攻撃が展開されました。そうです、6回表の集中打です。塩見泰隆選手の一打は「入った!」と思いました。惜しかった。それにしても、彼の右方向の打球は伸びますね。バファローズ戦の一発もそうだったけど、これからさらに復調して、どんどんスタンドインすることでしょう。
さぁ、一挙4点を奪って4対2。初めて試合の主導権を握りました。となると、ポイントは6回裏以降の継投となります。吉村投手は決して球数が多かったわけではないけれど、かと言って完投ペースだというわけではありません。
(さぁ、池山監督はどんな継投を仕掛けてくるのか……)
このとき、僕の頭の中には、次の「継投プラン」がありました。